光(パルスライト/レーザー)と高周波(ラジオ波)相乗効果により、低出力で安全かつ効果的に脱毛を行います。光だけでなく高周波が補助的に働くことにより、毛のメラニンに吸収された光が熱エネルギーに変換されターゲットになる毛包全体と周囲組織の温度を上昇させ脱毛効果が得られます。

レーザー脱毛では、メラニン(黒い色素)だけに反応する波長のレーザーを照射し周囲の組織に対して熱ダメージを与えることで毛根組織を破壊します。毛を通じて熱を与えるので、メラニンが少ない細い毛や産毛の脱毛は難しいとされているのと、深い位置にある毛根組織には効果が薄い点などに課題があります。

これに対して光エネルギーは毛のメラニンによって吸収されて熱が周辺組織に伝わり、RF高周波電流はメラニンによって吸収されず毛の周囲に伝わります。異なる選択性を持つ光エネルギーとRF高周波電流の相乗的な働きで、脱毛の効果が高まるという特徴があります。

RFエネルギーはメラニン量に関わりなく毛の周囲組織にダメージを与えるためレーザー脱毛で難しいとされる色の薄い毛や産毛の脱毛にも適しています。安全性の面では火傷を防止する皮膚表面温度モニター機能や照射部分のクールダウン機能を持ち、FDA(アメリカ食品医薬品管理局)の認可を受けています。

従来の光治療と比較しても、痛みや火傷の危険性が低くてダウンタイムが短いのが特徴です。

• 施術時間

  30分～60分。

  ご希望箇所により異なります。

• 治療回数頻度

  2～3ヶ月に1度6回が目安となります。

  箇所、毛量や濃さにより異なります。

※施術にあたって2日前の剃毛が必要です。

スムーズな施術と皮膚トラブルを起こす事のないよう、自己処理をおねがいしております。

ご希望の箇所の剃毛したうえでのご来院をお願い申し上げます。剃毛処理を行っていない場合は、施療いただけない場合がございます。また、施術前の毛抜きやブラジリアンワックスでの処理はお控えください。

毛抜きで毛を毛根から抜き取ってしまうと、反応する箇所がなくなり施療ができない可能性がございます。

下記リスクと副作用の症状

• 熱傷

  医療脱毛は出力の高いレーザーを使うことで、毛根を破壊する高い効果を得られるのですが、熱傷などの皮膚トラブルが起こるリスクがあります。

• 硬毛・増毛化

  治療しても脱毛効果が得られずに、毛が濃くなることが稀にあります。産毛など毛が薄い部位で生じやすいリスクといわれますが、その原因が明らかではありません。

  脱毛効果が得られにくいケースでは、その部分の治療を中止することをご承知ください。

• 色素沈着

  脱毛後にヒリヒリした場合や熱傷のように腫れあがった後に色素沈着が残る例の報告があります。

  色素沈着はレーザーが強すぎた場合に皮膚に負担が加わって生じることがありますが、レーザーに過敏な皮膚の場合は、比較的弱いレーザーでも反応する場合があります。

• 蕁麻疹

  レーザー脱毛を受けて熱傷のように赤くなった後、腫れが引いて2回目の施術を受けたら蕁麻疹を発症し、完治まで時間がかかったという事例が報告されています。

  もともと肌が弱い方、アレルギー体質などの方に起こり得る症状です。

  ※いずれのリスクもレーザーの熱を原因としていますが、熱に対する感受性は個人差があります。効果を上げるために、むやみに出力を上げることはせずに慎重に治療致しております。

施術を避けて頂きたい方

• 妊娠中・授乳中の方。

• 電子機械・金属などの人工器官、人工物・金糸・導体物等を使用の方。

• 慢性疾患のある方。

• ケロイド体質の方。

• 日焼け・炎症・ひどい乾燥・傷・タトゥー等がある方。

• てんかん発作で既往歴をお持ちの方。

詳細については医師にお尋ねください。